みなさん、はじめまして。New Relicでインサイドセールスのマネージャーをしています。佐藤と申します。
山梨さんにお声掛け頂き、#Tacto ブログリレーに参加させていただきます。自分のこれまでの経験について棚卸して、外向けに発信する機会がなかったので、機会をいただいた山梨さんに感謝です。
こんな方にオススメ
- インサイドセールスの魅力を知りたい方
- インサイドセールスのキャリア形成に関心のある方
- チームコラボレーションに関心がある方
この記事の著者
Narumi Sato
経歴:気づいたらインサイドセールス歴10年。現在は、外資系IT企業でインサイドセールスのチームリードをしております。インサイドセールスの楽しさをメインでお伝えできればと思います。
自己紹介
New Relicでインサイドセールスのマネージャーをしている佐藤と申します。新卒で通信会社で外回りのルート営業を経験後、約10年インサイドセールスに従事してきて、今年インサイドセールスのマネージャーになりました。
現職のNew Relicでは、インサイドセールスとしてだけでなく少しでも世の中のお役に立てればと思い、CSR活動にも積極的に取り組んでいます。今後、さらに他社とのコラボレーション等もしていきたいと思っているので、この記事を読んで気になった方がいらっしゃったら、お声がけいただけましたら、幸いです。
プライベートでは、コロナ禍で会社がリモートワークになったことを活かして、「人生で一度は海まで歩いて行ける場所に住んでみたい」という夢を実現させました。会社にもよると思いますが、インサイドセールスは、ほぼ客先訪問がないため、場所を選ばず働けるのが一つの魅力だと思います。私のチームメンバーもワーケーションをしたりしています。
インサイドセールスをはじめたきっかけ
私は、新卒で日系の通信会社で外勤のルート営業としてキャリアをスタートさせました。当時、担当のお客様に恵まれて、楽しく働いていましたが、会社都合により転職をすることになります。
営業の仕事は楽しいなと思っていたのと職場の先輩が「佐藤さんは営業に向いてると思うから続けた方がいいよ」と言ってもらえて、営業職を続けようと思いました。ただ、今後のライフステージの変化等を考えると、外勤営業を続けていくのは、体力面や時間の調整で厳しいなと思っていました。そんな時にインサイドセールスとの仕事と出会いました。今でこそ、「インサイドセールス」という言葉が認知されてきていますが、約10年前は今よりも求人も少なかったです。ライフステージの変化にも対応しながら、お客様との接点が持てる仕事ができる!と思い、アウトソーシングのコールベンダーでインサイドセールスのキャリアをスタートさせました。
インサイドセールスをやってみて
アウトソーシングベンダーでインサイドセールスのキャリアスタートさせ、その後、DELL、Datadogそして現職と働いてきました。
アウトソーシングのコールベンダーでは、外資系ソフトウェア企業のプロジェクトに配属されました。最初に電話でお客様のIT環境をヒアリングするのですが、1回の電話が20分近くなるので、どうお客様を飽きさせずに話を聞き出すのか、聞き出した内容を今後の提案に活かせるようにちゃんとコールログを残すというインサイドセールスとして基本的且つ大事な事をこの時に、徹底的に身につけました。このプロジェクトのクライアントの人と一緒にバーチャルチームを組んで、自分が携わった案件が事例化されたり、日々のお客様との会話で拾うVOC(Voice Of Customer)をシェアすることで新しいマーケティング施策が生まれる。インサイドセールスが提供する情報が有益で重要なものだという認識とインサイドセールスの仕事の可能性と面白さをこの時感じました。
アウトソーシングベンダーだと、どうしてもチャレンジできる仕事の範囲に制約があるため、もう少し仕事の裁量があるところで働きたいと思い、外資系ITのインサイドセールスとして老舗のDELLに入社しました。DELLは自分でも売上のターゲットも背負うことになるので、今まで以上に商材知識やスピーディな対応が求められました。お客様と電話で会話しながらその場で見積もりを作って、電話を置いたらすぐメールで送る。オペレーションも確立されていて、入社当初とても圧倒されました。当時は、ハードワークや辛いこともありましたが、DELLで働けたことは自分にとって大きな財産になっています。
その後、これまで培ったインサイドセールスの経験を試してみたいのと、SaaSのソリューションに関心があったので、Datadogの日本法人初期メンバーのSDRとしてジョインしました。Datadogはニューヨークに本社があって、とても勢いのある会社で刺激的でしたが、アウトソーシングベンダーで経験したチームコラボレーションしながら仕事をしたいという思いがありました。
Datadogの場合、ロールごとにレポートラインが国を跨いでいる外資特有の組織構造上、私のやりたいことは実現が難しかったです。そんな中、現職のNew Relicと出会いました。New Relicも外資系企業ですが、日本法人内で完結できる部分が多く、私のやりたいことが実現できると思い、ジョインしました。
New Relicのインサイドセールスは「最強の調査兵団」
New Relicについて、とても簡単に触れておくと、システムやアプリケーションのパフォーマンスの改善に役立つオブザーバビリティプラットフォームをご提供しているサンフランシスコに本社がある会社です。AbemaTVやTVerをはじめとしたデジタルサービスをユーザーの方がストレスなく利用できるようご支援しております。
漫画『進撃の巨人』を読んだことがある方は「調査兵団」という言葉に馴染みがあるかと思いますが、うちのチームメンバーはインサイドセールスのチームを「調査兵団」と呼んでいます。先陣を切って、お客様の話に耳を傾けて、情報収集をする役割を担っているからです。私は、インサイドセールスは、お客様と外勤営業のアポイントをセットするだけでなく、VOC(Voice Of Customer)や顧客トレンドを掴んで社内に情報連携するという重要な役割だと思っています。
私が入社した時は、インサイドセールスのメンバーは3名程でしたが、現在は8名にまで拡大しました。日々お互いの成功したことをWeekly meeting等でシェアして、次の週には自分でも取り入れてみて結果をフィードバックし合っています。メンバー個々が優秀なのは勿論ですが、良かったことを出し惜しみせず共有して高め合っていこうというマインドが自分のチームながらに素晴らしいと思っています。
プレイヤーからマネージャーへ
私は元々、「絶対マネージャーになってやる!」といった願望はなく、下記のような考えを持っていました。数年前の自分が今自分がマネージャーをやっていると聞いたら、本当に驚くと思います。
- お客様との接点を持つことに喜びを得ていた。
- 今までの会社のマネージャーを見ていて、大変そうだなという印象。
- 自分自身はそんなに器用でないと思っているので、正直務まるのかな?
今年の4月からマネージャーになって、約半年でまだまだ至らない点や失敗と反省の日々ですが、結果、マネージャーになって良かったと思っています。メンバーから成功した話を聞けたり、成長を感じる瞬間に携わられるのは、自分一人が成功するよりも何十倍も嬉しいです。仕事でこれまで悔し泣きをした事は何度かありましたが、嬉し泣きをしたのはマネージャーになってこの数ヶ月で片手で足りません。
これからの野望
優秀でナイスなメンバーが揃っていますが、さらに「最強の調査兵団」として高みを目指していけるよう、社内の他部門とのコラボレーションやスキルアップはもちろんのこと、メンバーの希望するキャリアに向かっていけるよう、サポートをしたいと思っています。また、New Relicではインサイドセールスをはじめ、営業、エンジニア複数ポジションでメンバーを募集しています!各分野のプロフェッショナルなメンバーと一緒に働きたい方、お待ちしております。
New Relic採用情報
最後まで目を通していただき、ありがとうございます。
(提供:著者「Narumi Sato」のnote)